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人を知る

interview

01

最初から、夢があったわけじゃない。
できることが増えるほど、
仕事は面白くなった。

整備士

R.A.

interview

01

最初から、夢があったわけじゃない。
できることが増えるほど、
仕事は面白くなった。

そもそも、なぜ整備士になったんですか?

高校生の頃は、特にやりたい仕事がありませんでした。進学するか就職するか、それすら強い希望はなく、先生に勧められて自動車整備の学校へ進みました。そこで資格を取り、整備士になりました。
「絶対に整備士になる」と決めていたわけではありませんが、働くうちに少しずつ分かることが増え、できる仕事も増えていきました。最初から夢があったわけではなく、続けるなかで自分の得意なことや、この仕事ならではの面白さが見えてきた。そんな感覚です。

太田自動車に入って、どんな成長を感じましたか?

前職ではトヨタ車が中心でしたが、太田自動車ではメーカーも車種もさまざまです。軽自動車、乗用車、軽トラック、ダンプなど、車によって構造も整備方法も違います。最初は戸惑うこともありましたが、経験を重ねるうちに「この車なら、まずここを見よう」と自然に考えられるようになりました。
以前なら調べないと分からなかったことが、経験として自分の中に積み上がっていく感覚があります。昨日分からなかったことが、今日は分かる。その積み重ねが、そのまま技術になっていく仕事です。

整備の中で、難しいけど面白い仕事は?

いろいろありますが、例えば故障診断ですね。「エンジンがかからない」という車が入ってきても、診断機につなげば必ず原因が分かるわけではなく、何も異常が表示されないこともあります。そうなると、整備資料やインターネットで調べながら、燃料は正常か、点火しているか、圧縮はあるか、電気系統に問題はないかと、一つずつ可能性を切り分けていきます。
一つ違えば次へ。それも違えば、さらに次へ。答えが見えないところから情報を集め、考えながら原因に近づいていく。整備士の仕事のなかでも、特に“考える力”が試される瞬間です。

なかなか直らない車もあるんですか?

あります。中には2週間、3週間と預かる車もあります。仮説を立てて一つ試してみても違う。なら次はここかもしれない、とまた原因を探す。そんなことを何度も繰り返す車もあります。
だからこそ、最後に原因を見つけて、止まっていたエンジンがかかった瞬間は本当に嬉しいですね。周りのスタッフも「何が原因だった?」と集まってきて、直ったことを一緒に喜んでくれます。
何日も分からなかった答えに、自分の知識と経験でたどり着く。その一つひとつが、整備士としての自信になっていきます。

太田自動車は、どんな職場ですか?

一人で抱え込まなくていい職場だと思います。分からないことがあれば誰にでも聞けますし、難しい修理なら一緒になって原因を考えてくれます。自分が一つの修理に集中していれば、周りが別の仕事を引き受けてくれることもあります。
それは仕事だけの話ではありません。以前、プライベートでかなり落ち込んでいた時期にも、会社の人たちが時間をかけて話を聞いてくれました。
仕事ができる・できないだけでなく、一人の人間として気にかけてもらえる。困ったときに自然と支え合える。そこが、太田自動車で働く大きな魅力だと思います。

社員から見て、太田社長はどんな人ですか?

距離はかなり近いです。僕が入社した頃は、今の社長も現場で一緒に仕事をしていました。今でも昼ご飯や飲みに行くことがありますし、仕事について言いたいことは普通に話せます。
最近は会社のみんなを集めて今後の方針を話したり、新しい取り組みにも積極的に動いています。
経験豊富な先輩たちと僕ら若い世代のあいだに立ちながら、会社全体を前に進めようとしている。「社長だから遠い」のではなく、すぐそばで同じ目線で会社を良くしようとしている人。社員から見ると、そんな存在です。

これから、どんな整備士になりたいですか?

まだ「絶対にこうなりたい」という大きな夢があるわけではありません。ただ、自動車検査員の資格は取得しましたし、これからは一級自動車整備士やけん引免許にも挑戦したいと思っています。
資格を取れば、できる仕事も知識も増え、任せてもらえる仕事も増えていく。そうやって少しずつ幅を広げ、この会社で長く働いていけば、いつか責任者になったり、若い人を育てる立場になったりもすると思います。
今は教えてもらっている自分が、いつか誰かに「大丈夫、教えるから」と言える側になる。そこまで成長できたらいいですね。