街を見下ろす。
風に揺れる街路樹の下を、
今日もトラックが忙しく
行き交っている。
配達のトラックから、
小走りで荷物を持って
出てくる配達のお兄さん。
パッカー車のそばで、
声を掛け合いながら
街中のごみを集める人たち。
家を建てる時も、道路を直す時も、
トラックのそばには、
汗を流して働く人がいる。
そんな人たちの仕事が、
この街の毎日を支えている。
私たちは、クルマを直しています。
けれど、本当に支えたいのは、
そのクルマで働く人。
その仕事を待っている人。
そして、その人を待つ家族。
クルマの向こうには、
いつも、誰かの暮らしがあります。
人がいて、仕事があって。
誰かの仕事が、また誰かの暮らしを支えている。
そうして街が動き、地域が育ち、
もっと便利に、
もっと快適な毎日がつくられていく。
私たちも、その輪の中で、
働く人の力になりたいと思うのです。
そんな毎日を支える、クルマを直すこと。
どれだけ設備が整っていても、
どれだけ技術が進歩しても、
最後にクルマと向き合うのは、やっぱり、人です。
音や振動から、小さな異変に気づくこと。
これまでの経験をもとに、原因を探ること。
お客様の話に耳を傾け、
その一台にとって、何が一番いいのかを考えること。
そこには、人だからこそできる仕事があります。
だから私たちは、
人を育てることを急ぎません。
時間がかかっても、経験を重ね、
先輩から学び、自分で考え、
一つずつ、できることを増やしていく。
分からないことがあれば、仲間と考える。
難しい仕事なら、知恵を出し合い、力を合わせる。
昨日までできなかったことが、
今日、できるようになる。
そうして一人ひとりが成長し、
その力がチームの力になっていく。
人が育ち、チームが育つことが、
お客様に届ける、いい仕事につながる。
私たちは、そう考えています。
でも、整備をするだけでは、
解決できないこともあります。
特装車のこと。
車両のこと。
鈑金や塗装、架装のこと。
代車や保険のこと。
クルマに関する困りごとは、
ひとつの分野だけで終わるとは限りません。
たくさんの仕事があるように、
たくさんの暮らしがあるように、
クルマにも、さまざまな役割があるからです。
だから、修理をして終わりではなく、
その先まで安心して使ってもらえるように。
もう一歩、できることを増やしていきたい。
もともと、何でもできる会社に
なりたかったわけではありません。
ただ、目の前のお客様の声を聞き、
そのとき、そのときの「困った」に
何とか応えようとしてきました。
できないことを、できることへ。
必要とされるたびに、
少しずつ、対応できる領域を広げて。
その一つひとつの積み重ねが、
今の太田自動車をつくっているのだと思います。
そして、これからもきっと、
新しい「困った」に出会うたび、
私たちのできることは、少しずつ増えていく。
お客様にとって良いこと。
社員にとって良いこと。
会社にとって良いこと。
どこかひとつだけではなく、
みんなが良くなっていける仕事をする。
人を育て、知恵を出し合い、
できることを、これからも増やしていく。
そして、この街で、
いつまでも必要とされる会社でありたい。
支えるのは、クルマだけじゃない。
それが、
私たち太田自動車の仕事です。